「減らす」をどう考えるか

第5回

2026/3/10

※本記事では、日経MOOK『地域と歩むカーボンニュートラル経営』を読む際に、「どのポイントに目を向けるとよいか」「自社では何がポイントになりそうか」を考えるためのヒントを、ブログ形式でまとめています。本編とあわせてお読みいただくことで、内容をより身近に感じていただけます。

カーボンニュートラル経営における「減らす」のステップは、実際に排出量を削減していく段階にあたります。5つのステップの中でも、この「減らす」は、最も重要であると同時に最もハードルが高いステップと言えます。なぜなら、設備投資やエネルギー調達の見直しなど、企業の経営判断に直結するテーマだからです。

ポイント① 自社に合った排出削減の方法を選ぶ

排出削減の方法には、さまざまな選択肢があります。

例えば、

  • 太陽光発電導入による再生可能エネルギー活用

  • 化石燃料から電力への燃料転換

  • 社用車などのEVへの切り替え

といった取り組みが挙げられます。

工場や施設では、化石燃料ボイラーなどを電気や再エネ由来の熱源機器に置き換えることが大きな排出削減につながる場合があります。一方、物流拠点などで配送車を多く使用する場合には、ガソリン車からEVへの移行が有効な削減手段となる場合もあります。重要なのは、自社のエネルギー利用実態に合った手段を選び、実行していくことです。

ポイント② 排出削減はエネルギーコスト削減にもつながる

排出削減の取り組みは、環境対応だけでなく、エネルギー使用量の削減によるコスト低減効果も期待できます。例えば、太陽光発電導入による再生可能エネルギーの活用は排出量の削減だけでなく、電気料金の削減や、将来的な電気料金上昇リスクの低減にもつながります。電力会社から購入する電力量を減らすことができ、電力価格の変動に左右されにくくなるためです。

排出削減は、単なる環境対応の負担としてではなく、エネルギーコストの削減将来リスクの備えとして捉えることも重要です。

詳しく知りたい方は、ムックのPART2をご覧ください。

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