デザインシンキング ② スタンフォード大学d.school 見学会 “Yes And”

スタンフォード大学d.schoolで金曜日のお昼に行われている見学会に参加してきました。
総勢30名くらいの参加者で、国籍もアメリカはもちろん、ドイツやイギリス、中国や韓国、メキシコに我々日本とバラエティに富んでいました。

まず、簡単にd.schoolの紹介をしておきます。
https://dschool.stanford.edu/about

d.schoolはデザインシンキングで有名者IDEO社の創業者の1人であるデイヴィッド・ケリーが2005年にスタンフォード大学に設立した研究所です。正式名称は「スタンフォード大学ハッソ・プラットナー・デザイン研究所」で、ハッソ・プラットナーとはドイツのSAP社の創業メンバーの1人で、この研究所のスポンサーの名前です。この研究所はスタンフォード大学の主に大学院に通う未来の起業家達にデザインシンキング を教えることを目的としており、私も何度か講義を受講しました。社会人や企業向けプログラムも一部提供しています。

写真:d.schoolにデイヴィッドが持ち込んだ車と内部の様子

そんなd.schoolを1時間で紹介するツアーですが、内部を説明するだけではなく、デザインシンキング を体験する簡単なアクティビティがあります。案内人(スタンフォードでd.schoolを受講する学生)によって内容が変わりますが、今回は”Yes And”ゲームでした。ゲームというよりはアイデアを膨らませるアクティビティなのですが、5人くらいのグループになり誰かが何かアイデアを言ったら、それを聞いたメンバーの誰か(誰でもよく早いもの勝ち)が”Yes, and”と繋げて何かを言ってアイデアを付加していきます。”Yes, but”、”No, and”、”No, but”ではダメなのです。常にポジティブに人のアイデアを肯定しながら、何かを考えていくというところがポイント。日本人は特に”Yes, but”と言ってしまいがちですよね。デザインシンキング の基本姿勢を体験するゲームとしてとても分かりやすいものだと感じました。

写真:ツアーの様子

今回のツアーはそのゲームと施設の案内で終わりましたが、以前参加した時には実際に携帯電話のプロトタイプを折り紙やストローなんかを使って作るようなところまで行っていました。シリコンバレーを訪れる機会のある方は是非参加してみて下さい。

文責 アークエルテクノロジーズCEO
宮脇 良二

2019年2月23日

写真は全て筆者が撮影